急にご家族がお亡くなりになった時は、この2つだけは確認しておきましょう。
確認① 家族が亡くなったときから始まる遺産相続…確認しましょう。
相続とは、亡くなった人の財産を引き継ぐことです。
財産の持ち主を「被相続人」そして、受ける権利のある人を「相続人」と呼び、被相続人が亡くなった瞬間から相続は始まります。
「うちには財産はないから関係ない」という人にも、必ず発生します。
例えば…故人が使っていた…
- 食器
- 衣服類、
- アクセサリー
なども遺産になります。
自動車や宝石、絵画や古書などは高価なものもありますが、その他の金銭に換えられない品は相続というより、形見分けによって家族や親しい人で分けて故人の思い出を忍ものとして扱われることが一般的でしょう。
相続のイメージでは、故人から譲り上けるものとしてプラスのイメージばかり先行しますが、実は借金などマイナスになるものも「マイナス財産」と呼ばれ相続の対象になります。
確認② 被相続人の臨終後から相続人の確認まで…
被相続人がなくなると、その瞬間から相続が始まります。
ちなみに、遺体搬送から通夜・葬儀に関する費用は、相続財産から差し引いて申告することになりますので、領収書などは必ず整理して保管しておきましょう。
通夜や葬儀後の、「四十九日」の法要の頃をめどに、相続人の確認を進めます。
被相続人の財産を引き継ぐ相続人になる人は、民法で法定相続人として定められていますが、正式に確定するにあたり、戸籍を遡って確認するのです。
また、被相続人が財産をどうしたいのか書き記した遺言書が残されているかもしれないので、遺言書を探すことも必要です。
誰が相続するのか相続人が確定し、遺言書の有無が明確になると、いよいよ具体的に遺産の相続・分割へと進んでいきます。
まとめ
2つの確認事項
- 相続人の確認をしましょう(何人いるか確認する事)
- 相続財産をなる早めに調べておきましょう(負の財産も確認する事)
ご家族などがお亡くなりになると、頭の中が真白になり考える事ができないと思います。
ですが…次から次へと色んなことが出てきます。
- 葬儀屋さんとのやり取り
- 親戚に連絡をしたり
- 支払をしたり
など…本当に色々な事が一気にやってきます。
ずっとバタバタして、ちょっと落ち着いたころに相続の話をしようと思ったら、全く知らない人が現れて「実は私も相続人です」なんて言おうもんなら、どうしてよいかわからないですよね…
そうならないように…日頃から家族で相続について話し合う機会を持ちましょう。
冒頭のタイトルでは、「家族が亡くなったら…この2つを確認しましょう」にしましたが…できるのであれば生前に相続についてのお話をしておいた方が絶対良いです。
残される人たちが、あとで困らないようにしておきましょう。
最期まで読んでいただき有難うございます。
これからも良い情報を発信してまいりますので応援よろしくお願い致します。
ではまた…
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