会社に勤めて、もうかれこれ○○年…経つのに中々評価されないって結構つらいです。
でも、評価されない本当の理由は…
もしかしたらあなたのマインド(思考)に原因があるかもしれません。
がんばっているけど、評価されない。
自分では色々考えて仕事をしているけど、あまり褒められないしそれどころか怒られてしまったりと。
それではモチベーションも落ちてしまいますね。
そういった事が続くと
「自分は何でがんばっているのか…」
が分からなくなってしまいます。
でも、もしかするとあなたが現在頑張っているベクトル(方向性)が
違う所に向いていることが、評価されない原因なのかもしれません。
そのベクトル(方向性)をきちんとした所に向ければ、評価は今よりも断然に変わってくるかもしれませんし、
もし仮に評価の低かったとしても、評価が高くなるように努力をすれば良いわけです。
今日ご紹介する5段階評価の内、あなたがどの項目にいるか確認をしてみてください。
- 会社が評価をする人材はどういった人なのか?
- どういった事をすれば評価されるのか?
- 評価されないのはなぜなのか?
もしかすると…会社が求めていないことをしているのかもしれません。
その答えが出てくると思います。
あなたはこの段階評価のどこにいますか?
では早速見ていきましょう。
薩摩の教え・男の順序が教える5段階の評価
この「薩摩の教え・男の順序」とは江戸時代に77万石の大藩となった島津家に伝わった教えです。
現在でもこの「薩摩の教え・男の順序」は、人事評価や多くのセミナーなどで使われているそうです。
「薩摩の教え・男の順序」の解説を入れると長くなるのでここでは割愛させていただきます。
さて、会社はどのような人材を評価し、雇われる人はどのようなことをすれば評価されるのか、ドキッとすることもあるかもしれませんが、心して読んで下さい。
この「男の順序が教える5段階の評価」で見ていきましょう。
1 何かに挑戦して、成功した者
はやり評価が高い人は、いつの時代でも挑戦をして成功した者ではないでしょうか。
普通は仕事をしていて、何かに挑戦したり、難しい事をやったりする場面があれば、逃げ出したくなるものです。
私もサラーリマンの時は、面倒な事を押し付けらると嫌な顔をしたものです。
しかし経営者となるとそういう訳にはいきません。
常に挑戦していかなければ、会社は倒産してしまいます。
特に中小企業だと社長と経営陣だけが挑戦しているように見受けられます。
ですので「何かに挑戦して、成功した者」はとても評価が高いのです。
もしあなたが会社での評価を高くしたいと思っているのなら「社長や経営陣」と一緒に挑戦してみてはどうでしょうか。
はやり一緒に挑戦してくれる人がいると心強くなるもんのです。
2 何かに挑戦して、失敗した者
これもそうですが、挑戦する事に意味がありこれも評価が高いです。
社長や経営陣は、何かに挑戦する事を重視している様です。それに加えて成功すれば「なお良し」って感じです。
うまくいっている会社などの社長や経営陣の考え(マインド)には、「失敗」という概念が無く…
「失敗=学び」
失敗をしても、そこから学びを得れば良いと考えるのです。
数多くの偉人たちも、失敗から学びがあると言いますよね。
(エジソンなんかが良い例ではないのでしょうか)
しかし、何か挑戦する事って結構勇気がいるのも事実です。
「失敗」の責任は何だかんだで会社が取り「挑戦した個人」に行く事はありませんが、何分失敗した分、会社での自分の立ち位置が悪くなってしまうのも事実です…
でも、挑戦して結果が「成功」「失敗」なんてやって見なきゃわからないのも事実です。
もし、あなたが今の会社での評価が変わらないのであれば、失敗しても良いから「挑戦」してみてはどうでしょうか。
少なからず、あなたの成長にはなると思いますよ。
3 自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者
これは結構多いんじゃないかと思います。
会社に貢献したい、助けたい…だけど「挑戦」するのは怖い。
本当にその気持ち良く分かります。
私自身も今は自営業をしていますが、サラリーマン時代はそんな考えでしたから、その気持ちは分かっているつもりです。
挑戦している人に…
- 何かあったらいつでも言って…
- これぐらいなら俺でもできるから…
- 何でも良いから指示して良いよ…
など言ったもんです。
しかし、社長や経営陣からするとはやり「挑戦」している人ほどの評価はしてくれません。
それは、社長や経営陣は一緒に「挑戦」してくれる人を求めているからなのです。
でも、「挑戦」している人を積極的に手伝っている事には変わりはありませんので、そのことについては評価はあると思います。
はやり、そうやってくれる能力の高い従業員は必要ですから。
あくまでも、「挑戦」している人よりは見劣りするという事です。
決して評価が低いという事ではありません。
4 何もしなかった者
「何もしなかった」とは決して仕事をやらないという事ではありません。
- 怠けている事でも無く
- 仕事ができない奴
と言う事でもありません。
ここで言う「何もしなかった者」とは…
の事を言います。
簡単に言いますと…
- 「朝8時に出勤して、自分が与えられた作業をし、定時の5時になったら帰る」
- 「たまに残業を頼まれたら、残業をする」
そんな感じな人の事です。
多くの人がそのようなタイプではないのでしょうか。
私自身もそうでしたから良く分かります。
私もいわゆる「指示待ち君」でしたから、その気持ちは十分に分かっているつもりです。
ですが、「指示待ち君」になってしまうと、どのような現象が起こるかと言うと自分で考えなくなってしまいます。
考えなくなるという事は…
- 思考が止まり、
- 何も疑うこともなく、
- 言われるがままになる
という事です。
ですから、上の1,2の「挑戦」した人に比べたら…
「何もしない者」とは…
経営陣からすると評価は低い
という事になってしまいます。
慈善事業でない限り、会社も何かしらメリットが欲しいと思います。
そのメリットは、はやり「何かに挑戦」して、
会社に恩恵をもたらしてくれる人なのです。
もしもあなたが、「指示待ち君」であればすぐにでも…
「何かに挑戦してみる事」
をお勧めします。
5 何もしない批判だけしている評論家
この評価段階でワースト1がこれです
このタイプはどの会社でもいるのではないのでしょうか。
あなたの周りにもそういった人いませんでしたか?
いつも会社や挑戦している人に対して批判だけをしている人です。
- 自分は何も挑戦しない
- 挑戦しないくせに会社や人の批判ばかりを言っている
- 常にダメな仲間とネガティブキャンペーンをしている
そういった人達です。
いわゆるガ―ガ―ズです。
(社長が… 時代が… あいつが… 環境が… なになにが〜
など言っている人達の事です)
口癖は…
- 「なぁ 言っただろ絶対うまくいかないと思っていたよ」
- 「俺はダメになるってわかっていたけどね」
- 「あの企画やっぱダメだったでしょ」
いかにも自分たちは何もかも分かっていたような
口ぶりで会社や挑戦している人を批判してきます。
共通点は…
- 自分では何もしない
- 勉強もしない
- すべてが人任せ
という3点セットを兼ね備えている、
とても残念な人達です。
もしあなたがこのような思考を持っていましたら、
すぐにでも①~④の項目に移ってください。
なぜかと言いますと
この様な思考では…
「絶対に会社から評価されません」
もう一度言います。
それどころか、「リストラ対象者」にされかれません。
こう言う従業員は会社からすると「百害あって一利なし」です。
もし、あなたがこのような思考で仕事をしているなら、すぐに仕事に対する考えを切り替えてください。
また、そのような人と会社でつるんでいるようでしたら、さっさと「縁を切って」下さい。
この様な人はあなたに、
災いは持ってくるが、得を持ってくることは決してありません。
縁を切れないようであれば必ず「距離を取る」ようにして下さい。
もしあなたの評価が低いのは、その思考か、
又はそのネガティブ仲間が原因なのかもしれません。
まとめ
- 何かに挑戦して、成功した者
- 何かに挑戦して、失敗した者
- 自ら挑戦しなかったが、成功した人の手助けをした者
- 何もしなかった者
- 何もしない批判だけをしている評論家
いかがであったでしょうか。
もしあなたが会社で評価が低いな?
と思っていましたら…
何かに「挑戦」
してみることをお勧めします。
別に大きな挑戦じゃなくても良いと思います。
始めは小さなことから挑戦していけば良いのです。
小さな挑戦をしていく事で自分に「自信」つき、徐々に大きなことにチャレンジしていけば良いのです。
何も挑戦しないままだと、自分の評価は上がりません。
「現状維持」のままでも良いと思うのであれば、それでも構いません。
しかし、これからの時代は、ものすごい勢いで「テクノロジー」の時代に入っていきます。
いやもう入っています。
単純作業は無くなり、人がやっている仕事がどんどんなくなっていく事が予想されます。
自動車は自動運転になり、
スーパーのレジも人が要らなくなり、
配達や警備も人ではなくドローンがする、
そんな時代になっていきます。
その中で生き残っていくのであれば、常に何かに「挑戦」していく考え(マインド)が今後は必要ではないのでしょうか。
おわりに
私が愛用している本の紹介をして終わりたいと思います。
(キミアキ先生の企業酔話)
キミアキ先生は会計事務の出身で現在はユーチューバーされています。
今回の記事もキミアキ先生の本を参考にさせて頂きました。
とても勉強になるビジネス本です。
kindleで読むのであれば無料で読めますので是非読んでみてください。
最後まで読んでいただき、有難うございます。
もしこの記事を見て役に立ったなと思いましたら、コメントなどしてくれると大変嬉しいです。
これからも良い情報を発信していきますで、応援の方よろしくお願い致します。
ではまた…
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