「遺言の役割と効力」とはどんなものか?
遺言の役割とは…と聞かれても
どんなものか?
良く分からない所だと思います。
結論を言うと…
「争族」
を防ぐためとも言います。
もし遺言書が無ければ、残されたご家族での相続となりますよね。
その時に遺言書があれば、遺言書通りの相続をする事により、「争族」を回避することが出来ます。
もちろんそれに対して納得いかない人もいると思います。
しかし遺言書は亡くなられた方の「最後の意思表示」です。
それを無下にすることはできません。
今回は遺言書の役割について少し解説をして行きたいと思います。
では早速見ていきましょう
残された遺族間の「争族」を防ぐ遺言
故人の財産を巡り、家族や親族が争う「相続」ならぬ「争族」が増えてきました。
昔は長男が家や財産を継いでいたが、戦後は「兄弟姉妹は平等」という意識が浸透し、各人が財産を要求するようになったためです。
遺言は、そのような争いを避けるのに有効です。
法律が定める法定相続分でキッチリ分ける事も出来ますが、相続分人が複数尻場合は、それぞれの言い分があり、中々収拾がつかなくなることが少なくありません。
そこで財産の持ち主である被相続人の意思で書かれた遺言があり、理にかなったものなら、相続人も比較的受け入れやすくなるものです。
また「献身的に介護をしてくれた長男の嫁」や「内縁の妻」など法定相続人にあてはまらない人にも遺言で遺族することができます。
争いにならない良い遺言とは…
遺族の一人だけに有利だったり、予想もしなかった人物に遺贈したりすると、他の相続人の気持ちに疑いがわくことも考えられます。
争いを避けるには、相続人の遺留分を配慮した分与を心がけ、相続分に違いを付けたなその理由を明記しましょう。
また、せっかく良い遺言を残しても遺言の形式が守られていないと向こうになってしまうので、きちんと基本を押さえ、作成しましょう。
法的効力のある遺言と拘束力のない遺言…
遺言をしても、相続人の相続分の指定、子の認知など法的効力がある事柄は大きく分け3つあります。
があります。
そのほか「家族協力して事業を繁盛させる」とか
「葬儀は密葬で」など「付言事項」は、故人の希望として遺族に伝えることができますが、
法的拘束力はありません。
まとめ
遺言の役割と効力
以上となります。
遺言書の役目とはこういった事あるという事です。
遺言書は「残された相続人(家族)」を争わせないためにも残すことお勧めいたします。
最期まで読んでいただき有難うございます。
これからも良い情報を発信してまいりますので
応援よろしくお願い致します。
ではまた…
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