「僕は君たちに武器を配りたい」
と言う本をみなさんはご存知ですか?
著者 瀧本哲史さん 「僕は君たちに武器を配りたい」
もうかれこれ2011年に出版された本なのですが…
著者の滝本さんは未来を予測していたのか
これから仕事で生き残れるタイプを4つと、生き残れないタイプ2つを
「儲かる漁師と儲からない漁師」
に例えて紹介をしています。
この本を読んでいて、わたし自身も仕事に対する考え方を変えなければと
思ったぐらい衝撃を受けました。
もしあなたが生き残れない、タイプであれば生き残るためには、
どのような考え方を取得すべきかを学べると思います。
では早速見ていきましょう。
絶対ビジネスで役に立つ考え方を習得できます。
1 取れたての魚を他の場所に運んで「売る」事ができる漁師(トレーダータイプ)
これは取った魚を別の場所に運んで魚を売ったり、
または、野菜などと交換をして生計を立てる漁師の事です。
特長としては、多く魚を運んだらいっぱい儲かるという事です。
体力と根性が必要となるが、多くの魚を運べる漁師は得をするという事です。

※今で言うと…今月は残業したから、
いっぱい儲けたぞ~
って感じなタイプですね
2 1人で沢山の魚を取るスキルを持っている漁師(エキスパートタイプ)
いわゆる職人タイプの漁師という事でしょう。
特長としては、他の人が10匹釣れる所を…
職人タイプの漁師は20匹釣れるスキルを持っている漁師という事です。
魚を他の人よりもいっぱい釣っているのだから、
それだけの儲けがあるという事です。
やっぱりスキルがある分…
他よりも頭1つ有利になるのではないのでしょうか。
ちょっとこれを見た時に感じたのは、私もこのタイプの仕事なのかなと思いました。

いわゆる…
技術職や資格職があてはまるのでは
無いですかね~
3 高く売れる魚を創り出すことが出来た漁師(マーケタータイプ)
他の漁師が「これは売れないだろう」と捨ててしまう魚を
上手く使い美味しく食べれる「料理方法」見つけたり、
捨ててある魚にアイデアで「付加価値」を付ける漁師の事です。
特長は、今までのものに「付加価値」を付けるという所でしょう。
よく言う捨ててある「石ころ」に絵をかいて売る商売に近いのかもしれませんね。
アイデアが無いとできないでしょう。

価値が無いものに…
価値を作る…
アイデアマンですよね~
4 魚を取る新たな仕組みを創り出す漁師(イノベータータイプ)
魚を取るために他は釣り竿を使っている所を
このタイプは
- 漁船を使ったり
- 網を使ったり
など…少ない労力で多くの魚を取ることが出来るタイプです。
いわゆる「発明家」タイプだそうです。
労力を最小限にして成果を得る…近くにそんな人いませんか?

社長になるタイプって感じですよね
5 多くの漁師を配下に持つ、漁師集団リーダー(リーダータイプ)
人望があり、リーダーシップに優れこの人のしたって人が集まり、
リーダーの指示に従ってチームワークで漁を行う。
リーダーを中心とした漁をやり安定した収入を得ることが出来る漁師である。
特長は、人望がある所でしょう。
仕事でも的確な指示を出し、誰をどこのポジションにつかせれば良いのか、
またはどのポイントで勝負を掛ければ良いのかを完全に把握している人が
このようなタイプなのでしょう。

Twitterでフォロワー数が
多い人をイメージしてしまいました。
6 投資家的な漁師(インベスタータイプ)
自分自身は漁師ではないが、漁師の事には詳しく市場ではどの魚が売れているのか、
どういったルートを使えば魚を売ることが出来るか、
魚を売ることについて熟知している。
特長は、魚を取るために船や網を持ってはいるが、
自分自身は漁に出ることはなく他の人に漁に出てもらい、
魚が取れたら漁師に与え残ったものを自分の取り分とする。
今までのタイプの漁師の中でも…
このタイプの漁師が一番魚を取ることが出来る漁師だそうです。
理由は、自分は漁に出ることはなく船をどんどん増やしていく事が出来るからだと言っています。
しかし、このタイプはもし市場を読み間違えたら
「すべて自分の損」
になるため結果的に自己責任を負うリスクはあるそうです。
どうでしょうか。
このうち儲かる漁師は4つ…
儲からない漁師が2つですが…
あなたはどのタイプですか?
生き残るタイプの漁師
もうおそらく気づいている方もいらっしゃるかと思いますが、
生き残っていける漁師は…
次の4つのタイプです。
3〜6の4つです。
- 高く売るる魚を作り出す事が出来る漁師(マーケタータイプ)
- 魚を取る新たな仕組みを作り出す漁師(発明家タイプ)
- 多くの漁師を支配下に持つ漁師集団のリーダー(リーダータイプ)
- 投資家的な漁師(インベスタータイプ)
著者が言うには、大きく稼いでいる人はこのタイプのどれかに当てはまるそうです。
また価値を失っていくタイプは…
1 取れたての魚を他の場所に運んで「売る」事ができる漁師(トレーダータイプ)
※商品を遠くに運んで売ることが出来る人
2 1人で沢山の魚を取るスキルを持っている漁師(エキスパートタイプ)
※自分の専門性を高めて、高いスキルよって仕事をする人
という事です。
以外と言うか…ほとんどの方がこのタイプで活躍してきた人たちではないのでしょうか。
特に営業マンなんかはそうだと思います。
外に出て額に汗をかき、靴底を減らしながら営業周りをする。
そんな感じではありませんでしょうか。
しかしインターネットの普及したことによって人々の購買行動も大きく変わり、
我々の生活もかなり変化もしたのも事実です。
ではなぜにこの2つのタイプが必要とされなくなっていくかと言うと、
著者の瀧本さんはこう言っています。
まず商品を遠くに運んで売ることが出来る人(トレーダータイプ)については、
今までは会社から会社へ商品を卸していたのだが、今ではインターネットの普及により
消費者が商品を直で買えるようになったのが原因だと言います。
代理業務を行ってきた業界が必要性を失ったという事です。(旅行業や広告業など)
確かに今では、何かを買おうと思ったらネットでググって商品を探す。
外の店舗まで行かずに商品を直で買う事が出来るようなりました。
そうなった事が①トレーダータイプが無くなった理由なのかもしれません。
次に食えなくなるであろうと言われているのが、
自分の専門性を高めて、高いスキルよって仕事をする人(エキスパートタイプ)だそうです。
何かに今までは何かに特化した仕事だと一目置かれたりしました。
なんか職人さんってカッコイイですよね…って
しかし著者の瀧本さんが言うには…
今からの時代はこの職人タイプで生き残っていく事は難しいと言います。
理由としては、はやり「あまりにも時代の変化が速い」事が理由のようです。
わたし自身もそう感じます。
スマートフォンが普及して約10年、情報量が多くなり、
手軽に色んなことを調べることが出来るようになりました。
とても便利な時代ですよね。
以前なら何かの調べものをするときなどは、
- 専門家に聞いたり、
- 本を買って調べたり
しましたが…
今では直ぐに調べられますよね。
自分の欲しい情報だったり、自分と趣味の合う人をSNSなどで見つけたりなど
ほんの10年前では考えられないことが今では当たり前になっている。
エキスパートタイプはスキルを磨くために時間をかけて習得したものの、
そのころには時代がそれを
「求めていない」または「時代遅れ」
となり、必要性が無くなってしまう。
だから…
自分の専門性を高めて、高いスキルよって仕事をする人(エキスパートタイプ)
は今後生きていくのは難しいと言っているのです。
まとめ
これから生き残れるタイプ
- 高く売るる魚を作り出す事が出来る漁師(マーケタータイプ)
- 魚を取る新たな仕組みを作り出す漁師(発明家タイプ)
- 多くの漁師を支配下に持つ漁師集団のリーダー(リーダータイプ)
- 投資家的な漁師(インベスタータイプ)
生き残れない2つのタイプ
- 商品を遠くに運んで売ることが出来る人(トレーダータイプ)
- 自分の専門性を高めて、高いスキルよって仕事をする人(エキスパートタイプ)
どうでしたか。
あなたはどのタイプに属していました。
ちなみにわたしは2のエキスパートタイプだと思います。
一応専門職なのでそうなると思います。
わたしは今回この本を読んでいて、こんなことを感じました。
- 「自分の頭で考える事」
- 「人と差別化を図る事」
とても当たり前のような事ですが、以外に出来ていない人が圧倒的に多いような気がします。
- 「言われたことしかできない」
- 「相手の立場でものを考えない」
- 「勉強をしようとしない」
自分ではこのようなことをしているつもりはないが、
知らず知らずに自分の頭で考えず、
それどころか考える事すら放棄していた節があったな~
なんて思う事もありました。
これからの時代は…
「自分の頭で考えて、自分で行動をし、自分で責任を負う」
私はそう思っています。
生き残るためには「自分で考える事が大事」だという事です。
考えないでも生きていける時代はもう終わったという事です。
最期に
今回参考にした本を紹介して終わりたいと思います。
著者 瀧本哲史さん
「僕は君たちに武器を配りたい」
他にも「ブラック企業の見分け方」や「コモディティ化」とはなど
今後役に立つ一冊となっています。
リンクを張っておきますので、そちらかでも確認してみてください。
最期まで読んでいただき有難うございます。
これからも良い情報を発信してまいりますので応援よろしくお願い致します。
ではまた…
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コメント
[…] 今から仕事で残れるタイプは…【この4つのタイプ】です。これから仕事で生き残れるのは…この4つタイプです。皆さんも生き残るためにも、この4つに入りましょう。www.arakakigyouseishosi.b […]