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神さまを待っている。【貧困】について考えされられます。

お勧めビジネス書

行政書士のあらかきです。

お勧め本を紹介します…

最近はめっきり読書の量が増えて1ヶ月で数冊本を読むようになりました。

  • ビジネス書
  • 自己啓発
  • 専門書
  • 小説

などその中でも特に読むようになったのが小説です。

以前はあまり興味が無かったのですが、最近からは2ヶ月に一冊は読んでいるのではないでしょうか。

ビジネス書や専門書の場合は、所々をかじるように読むことが出来ますが、何分小説は最初から最後まで読まなければならないのが、すこしネックではあります。

(時間が無いと読めないという事です)

でも今回は、わたしが数冊読んだ小説の中でぜひお勧めしたい本があり記事を書いてみました。

その本を紹介したいと思います。

紹介したいのはこちらです。

著者 畑野智美
神さまを待っている です。

この本は、まさに現代の日本が抱える貧困について描かれている本だと思います。

かいつまんで言うと…

真面目に働いていた主役の女性が、派遣の仕事を打ち切られ、仕事が無くなりホームレスになりホームレスから一般の社会に復帰していくというお話です。

決して良い物語ではありません。

とても現実的で読んでいると、主役の女性に対して少し心が痛む所などもあります。

少し要約しますと…

契約社員から社員になれると思っていた主役の女性…派遣先会社の業績のせいで社員になれると思っていた所、社員になれずそれどころか派遣の契約も打ち切り。

社員になれないのは、決して彼女のせいではありません。

会社の都合で、契約を切られ収入が無くなり、泣く泣くアパートを出ていくはめに…

主役の女性はまだ20代半ばの大卒‥そんな彼女は頼る相手も居なければ、お金もない。

住む所をなくし余儀なくネットカフェでの生活を余儀なくしていく事になります。

そこでは、自分と似たような人間と出会い、いかに自分が良い環境で生活をしていたのか、日雇いのバイトなどを通じて現実の実態を知っていきます。

生活をしていくために、日雇いのバイトをするが、1日の日当は7,000円程度…

もっと割の良いバイトを探し、出会い喫茶でバイトをするはめになっていきます。

そんな彼女たちに…本当に神様はやってくるのか?


わたしはこの本を読んでいて、凄く感じたのは…

一度底辺に落ちると、一般社会に復帰するのがどんなに難しい事なのか。

お金が無い事で人の思考が止まってしまい。

頭の中が…お金に支配されていく…

そんな事を思いました。

お金が無い事により、より悪いほうへ悪いほうへ…本当の負のスパイラスとはこういう事なのかもしれないと感じされられる一冊です。

特に本当の貧困とは何なのかという事を考えされられます?

  • お金がない事なのか?
  • 頼れる人が居ない事が貧困なのか?
  • お金ない事が惨めな自分を創り出すのか?

読んでいて心が痛む所もありますが、本当に考えさせられる一冊です。

この本には今の日本の貧困問題が、ぎゅっと詰まっているような気がします。

リアリティーに描かれて、今まさに現代に起こっている問題なのでは無いのでしょうか。

ぜひお勧めしたい一冊です。

良かったら読んでみて下さい。

終わりに

最後まで読んでいただき有難うございます。

本のリンク張っておきますので、こちらからでも確認してみてくださいね。

神さまを待っている

 

これからも良い情報を発信してまいりますのでよろしくお願い致します。

ではまた…

この記事を書いた人

あらかき行政書士事務所の所長をしているあらかきです。
簡単ではありますが、自己紹介をさせていただきます。

名前は…新垣 康之

生年月日は…昭和49年7月21日生まれの43歳です。

最終学歴は高卒で、那覇商業高校を卒業しています。

職歴は…飲食店(バーテンダー・カラオケ屋さん・スナック等)・
    季節労働(期間工です)
    トラック運転手(木材配達)
    営業職(土木建築資材の販売…タンローリーの大型車の運転・
        コンクリートに使う特殊材料の製造・販売)
    精神病院でのデイケア
    職業訓練校での訓練生の就職支援 
    などなど 他にもありますがこの辺にしておきます。

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